夫からのクリスマスプレゼント③

そして「え?」という男性の声がしてすぐに夫が電話口に出た。

「あ、もしもしどちら様でしょうか?」

私は黙って様子を伺っていた。
「もしもし?間違えですか?」

私は聞いてられず電話を切った。

私はベッドに横になり夫が何をしていたのか考え込んだが、悪い事ばかりしか思い浮かばなかった。

それから眠れず起きていると3時を過ぎた頃に夫が帰宅した。

私がリビングに起きて行くと、夫は焦った顔で私の方を見た。

「ど、どうしたの?」

「おかえり。遅かったね」

「ゴメン、仕事でね・・・。俺、風呂入るわ。もう遅いし早く寝た方がいいよ」

「ねえ!ここ最近はこの時間なの?」

「いや、今日は特に忙しくてさ」

「ふ~ん。今日って言うか昨日だけど!何か忘れてない?」

「え?なんか約束してたっけ?」

「10月28日だけど!」

「・・・あ!まじ?誕生日だ!」
「もういいよ。仕事ほどほどにお願いしますよ」
「本当ゴメン。まじでゴメン。今週の日曜に誕生日やろう!それでもいい?」
「もう何でもいいけど、嫁の誕生日忘れるってよっぽどじゃない?」

「本当俺最低だわ・・・。ゴメン。まじでゴメン」

結局その週の日曜日に誕生日をやってくれた事もあり、夫には女の声が何だったのかそれ以上の追求もせずに疑惑は忘れる事にした。

それからも夫の仕事は忙しかったが、あまり0時を回る事もなくなり私が起きてるうちに帰宅していた。

週に1度か2週間に一度くらいは遅い日もあったようだが、浮気しているようには見えなかった。

ただ、少し気になる事があった。

私は有休で休みの日、夫が携帯を家に忘れた時の事だった。

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