私は副社長のおもちゃ 第7話

「ちょっと先輩!!」
「先輩じゃないだろ?ちゃんと呼ばないとこの手離さないぞ」
「もう!はいはい賢介さん。その手どかして」
「嫌だ。浩美の胸やっぱり大きいよ」

そんな先輩とのやりとりはドキドキして楽しかったし、
先輩が私を愛してくれてるんだってすごい感じた。

久しぶりのエッチもドキドキしたけど、
先輩がリードしてくれたお陰でセックスが苦手な私だけど嫌な気はしなかった。
けれど、自分からとかそういう感じにはやっぱりどうしてもなれないんだよね。
でも、副社長の時は今までとは全然違う気分だった。
自分でもビックリするくらい身体は反応するし、興奮した。
そういえばあれから会ってないけどどうしてるかなと気になったが、
でもまたあんなことになったら困るし、そもそもどんな顔して会えばいいのか…。

そんな事を考えてるうちに眠たくなって先輩と初めて一緒に眠った。

会社にはまだ内緒にしておきたかったから、別々に出勤した。
それに先輩は皆が8時半出勤なのに、7時半には出勤しているから私よりも先に出てった。

「合鍵おいとくから鍵よろしくね」
なんか合鍵を渡されるのって憧れてたし嬉しい。

先輩とは相変わらずからかわれたり、ふざけ合ってみたり、
素のままでいられるし、私を愛してくれるし、
本当に先輩と付き合ってよかったと思った。

一カ月が過ぎた頃には半同棲的な生活を送るようになり、
私達は順調な恋愛をしていた。

先輩は前から営業への移動を申請していた事もあり、
10月には広報から営業へと移動になった。
急な移動だったから、少し寂しかったけど家に帰れば一緒だし、
出張するようになったけど、それ以外に特に変わった事もなかった。

10月に入ると彼が出張に行くことになった。
なんか、遠くに行くみたいだけど一泊で、明日いないだけだし、そもそも毎日会ってたわけじゃないし、でも何か寂しかった。

そんなメールを先輩に送ると、
「おいおい、たった一泊の出張さえもいけなくなっちゃうだろ。明後日には帰るから一緒に御飯でも行こう」
「ごめんね。そうだよね、じゃあ行ってらっしゃい」

メールを送信すると、その時ちょうど着信が入って着信の相手も分からず電話に出てしまった。
「もしもし安西さんだよね?」
「はい。そうですけど。すいませんがどちらさま?」
「この前はサッカー付き合ってくれてありがとうね」
「あ、副社長ですか」
急に私の熱があがった気がした。
「なんで私の携帯に?」
「履歴書にあったから」
「ところで何かありましたか?」
「いや、君の家のそばにいるんだけど、これから出てこれるかと」
「え?もう21時ですけどこれからですか?」
「無理ならいいんだよ。ちょっと近くで飲んでるから来れたらおいでよ」
「え~と、どうしたらいいのか」
「じゃあ任せるけど、期待して待ってるぞ」
電話が切れた。

(どうしよう…ていうか本当いつも勝手だし。
完全に私が断れないの利用してる。
先輩には言えないし、やっぱり行きたくない。
それに先輩に隠し事なんてできない)

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