私は副社長のおもちゃ 第19話

あれ、いつもと感触が違うけど、
いつもよりキモチイイ。
何で?

「やっぱ全然違うな。全然もたない」

気持ち良すぎて、
もっと求めたいのに、
あっという間にフィニッシュ。

床に何かが垂れていた。
まさか?
ゴムしてないじゃん。

「副社長。ゴム付けなかったんですか?」
「いいかって聞いたけど」
「あ・・・」
「お前頭の中まで満たされてて聞こえなかったんだろ」
「うんって言った気がします。だからって駄目ですよ」
「次から気をつける」

もう、先輩にだって生でやらせた事ないのに。
ゴムしないのなんて初めてだし。
この人は私の初めてばかり奪ってく。

それからも結局毎朝エッチした。
けど、ついに先輩が本社に戻った。

先輩にはまた一緒に暮らそうって言われたけど、
一緒に暮したら、朝の会議室にいけなくなるし。

「先輩、しばらくは同棲はしないでおきましょう」
「なんでだよ?」
「同棲するとズルズルしちゃうって言うし」
「俺はちゃんと考えてるぞ」
「だったら、余計に一定の距離はあったほうがいいでしょ」
「まあ、浩美が言うのもわかるけど」
「それに週末とかなら泊りに行きますから」
「お前は寂しくないの?」
「だってこれからは会社でも会えるじゃない」
「そうだけど・・・わかったよ」

結局これって先輩よりもあの人を選んだってことになるのかな。
先輩とはいずれ結婚してずっと一緒なんだし、
そしたら副社長とはもう出来なくなるんだから今はいいよね。

翌朝も会議室に行くと、副社長はいた。
「岸、帰ってきたな。でもここに来たって事は俺を選んだんだ」
「別に選んだわけではありません。期間限定ですからね」
「まぁ岸じゃ物足りないってことには変わりないね」
「岸先輩の話はやめて下さい」

私って駄目な彼女だってわかってるし、
副社長にも遊ばれてるって自覚してる。
だけど、どうしようもない。

「浩美?」
会議室から出たとこだった。
「先輩・・・なんで?」
「俺は会議の準備だよ」
「こんなに早くから?」
「もう7時だし、いつもより少し早いくらいだけど。浩美は何で?」
「え、あ・・・えーと、忘れ物を探しに」
「忘れ物って?」
「え、うーんと、あ、借りてた鍵が見当たらなくて」
「鍵?」
「そう鍵。資料室の鍵、どこかに昨日落としたみたいで」
「昨日そこの会議室使ったの?」
「会議じゃないけど来たからもしかしたらって」
「であったのか?」
「まだ見つからない]
「一緒に探そうか」
「いいのいいの。案外、自分の机にあったりするかも。じゃあ」
「見つからなかったら言えよ」

焦ったー。
先輩がいるなんて。
気をつけなくちゃ。
ちょっと毎日は危険かもな。

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