私は副社長のおもちゃ 第20話

副社長にメールしとこ。
「明日はいけそうにありません」

メールがきた。
「浩美、今夜浩美の家に行ってもいいか?」
先輩か。
なんだろ家に来るなんて。
別にいいけど、
どうしたのかな。

「ごめんな急に」
「全然いいけど、家でよかったの?」
「たまにはな」
「泊るんでしょ?」
「いや、帰るよ」
「帰るの?なんで泊ってけばいいじゃん」
「明日は仕事だし、お前と約束しただろ」
「そうだけど、いいじゃん今夜くらい」
「それに仕事が残ってるから、食事だけして帰る」
「帰ってから仕事するの?」
「なんだか今日は少しでもお前の顔が見たくなったから」

どーせ、明日は朝行かないってメールしといたし、
先輩泊ればいいのに。

「もう帰るの?」
「ごちそうさま。顔見れたから大丈夫」

本当に帰っちゃった。
何だか急に暇になっちゃったじゃん。
シャワー浴びてお酒でも飲むかな。

ピンポーン

え?先輩・・・
シャワー中なのに。
うわーとりあえずバスタオルでいいや。

「何?忘れ物?」

「・・・なんで?副社長が」

「君、そんな恰好で確認もしないでドアあけるなんて物騒すぎるよ」
「なんでいるんですか?」
「メールみてないの?」
「見てませんけど」
「まぁもういいけどさ。お邪魔するよ」
「ちょっとちょっと困ります」
「初めてじゃないんだしいいだろ」

本当勝手だし。
私・・・この格好。
もうタイミング悪すぎだ。

「ちょっと着替えます」
「そのままでいいぞ。どうせやるんだから」
「は?意味がわかりません」
「君が明日は来れないって言うから、俺が来たんだよ」
「なんで家なんですか?それにいいとは言ってませんけど」
「なんか都合悪かったか?」
「勝手に来られたら困ります。今だってさっきまで岸先輩が」
「いたのか岸が。そんでしたの?」
「そんな事答えませんよ」
「ふーん。じゃあ俺とはどうする?」

流石にここじゃしたくないし、
でもこの人帰ってくれるかな。
いや無理だ。
先輩は帰ったし、大丈夫だけど。

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